介護不足のために 身体の仕組みを知る大切さ 身をもって知る大切さ 故に家づくりに…

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介護不足のために 身体の仕組みを知る大切さ 身をもって知る大切さ 故に家づくりに…

台風、すごかったですね

この辺ももうじき強風域を抜ける頃のようです。

 

とは言え、朝の間に少し落ち着いたころ

現場や倉庫、モデルをパトロールしてきました。

 

おかげさまで何の被害もなく、また

通りすがりのところにも、大した被害はなさそうでした。

 

が、先ほど家を出たあたりで何やら話し声が?

訪問販売系の関係者がそこいらの屋根を見て回っていました。

 

「大変です!瓦が吹き飛んでいますよ!」

 

なんて声をかけて、お年寄りをだますつもりでしょうかね?

きっと罰が当たると思います。

 

さてさて、先日からちょこちょこ触れていた体の仕組みのお話です。

介護事業の更新講習会でのセミナーで九州栄養福祉大学の教授による

ご講和の中で、びっくりしたことをお話しします。

 

 

年を取ってくると、笑って過ごせないのが尿のお話。

お恥ずかしい話、水分をとりすぎて、特にウーロン茶などを飲みすぎると

夜中にトイレに行きます。

 

2回くらいまでは何とか許せるそうですが

3回を超えると、頻尿の恐れもあるとか?

 

普段は0~1回ですが、飲みすぎると3~4回・汗

 

紙一重ですね。

 

 

で、ここで大切なのはその仕組み。

 

おしっこ、どのくらいの量が排泄されるのかご存じですか?

 

 

1分間に1CCなんだそうです。

つまり1時間で60CC

3~4時間で180~240CC

 

一日で1440CCなので、一日に4~5回が

平均的な排尿回数なんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

もしも寝たきりになり、トイレに行けなくなったとして

おむつを利用せねばならなくなったとしたら

あなたは日に何回、おむつを替えてほしいですか?

 

2回?3回? それ以上?

 

いえいえ、教授曰く

「今は介護不足の時代です。日に一回なんてそんな贅沢な。

週に一回変えてもらえれば幸せな人なんです」

 

 

へ?な、なん、なんですと!!!!

 

週に一回?

 

びっくりして眠気もぶっ飛びました。

続いて体の筋肉などの仕組みのお話へ。

 

人は寝ているとき、じっとしていませんよね。

必ず寝返りを打ちます。

 

では、何のために寝返りを打つと思います?

 

 

はい、すべて理由があります。

 

1・筋肉や筋、骨や関節が退化しないように

2・脳や抹消循環などの安定のために

3・ホルモンや体温調節のために

4・心理系、ストレスや不安などのバランスをとるために

 

だそうです。

 

おぉーーーーー!??

そして、今、がんの摘出手術をされた患者さん

術後何日でベッドから起き上がらせると思います?

 

2日? 3日?

 

いいえ!

あくる日だそうです!!!

 

 

な、な、な、なんですと!???

 

つまりが筋肉や骨が弱まらないように、だそうです。

 

臨床的に関節を3~4日ほど動かさないと

関節は固くなりはじめ、2週間で固まってしまい

 

筋力は1日に1~3%退化し、3~5週間で半減する。

 

 

それはいいかえると寝たきりになる、と言うことなんだそう。

 

 

この週末は台風のせいで少し涼しめの気温ですが

この夏は本当に猛暑の中の猛暑でした。

 

クーラーをかけた部屋で体が冷えすぎると

代謝が落ち、さまざまな弊害が出てきます。

 

体温が1度下がれば、代謝は12%落ちるんだとか!?

 

歩くという行為の大切さ、そしてさらに

座って立ち上がる、と言う運動

一番いいのは正座から立ち上がり、また正座する。

 

これを何度も繰り返したり、最低でも2~30分歩く

と言う行為は、大切な大殿筋や大腿四頭筋を鍛えるにに最適なんだそうです。

 

体温が上がると、代謝は12~3%上がるわけですから

冷えた体を温め鍛えることで、一日のリセットをしてやらねばならない

 

そう考えるとその必要性が理解いただけるでしょう。

 

話し出すと切りがないのでこの辺でしめていきますが

汗をかいた場合、どんな汗をかいたかで

何を飲まねばならないか?が違ってくるんだそうです。

 

 

運動や作業をすると、黒い衣服に潮が吹きます。

こういう汗は水分と共にナトリウムやカリウムも不足しますので

スポーツ飲料や経口補水液などがお勧め。

 

しかし、クーラーの効いた部屋の中でも脱水症状を起こします。

こういう場合は単に水分が不足しているのです。

 

血液中の水分だけが不足して、濃い状態になっているときに

スポーツ飲料や経口補水液をとると・・・

 

逆効果なのはご理解いただけると思います。

 

熱中症=脱水症状ではない

 

と言うことなんですね。

 

ちょっとした知識を得ることで、介護を必要としない状態を

保ち続けることができます。

 

ちょっとした運動で、介護を必要としない状態を

保ち続けることができます。

 

この先、介護にかかわる働き出不足により

介護不足の問題が目の前にあるわけです。

 

どうか、少しでも、一日でも長く

健康な状態でい続けたいと思いませんか?

 

 

そう言う状態を想像すると、うわべだけしか浮かばなかった若いころ

 

今ではもう目の前です。かなり具体的に浮かんできます。

 

少しでも安心で快適な生活のために

あなたもぜひ!