よいお天気が続きますね。
今日はもうひとつ記事を。
朝霧モデルのすぐ近くで工事が進んでいる物件
先日無事に棟上完了です。
棟上の状況です
改修部分とわずかな増築部分
その上に小屋裏収納を配置しました。
屋根の勾配をそのまま伸ばし、高い屋根の片勾配屋根にしたのは
近い将来、太陽光発電を載せる、かもしれないので。
大元の家とほんの少しのクリアランスを保てたので
構造材はプレカットに、そして、レッカーで一気に棟上です。
棟が上がれば、捨て板を貼り、その上に屋根垂木と断熱材を。
垂木の上に野路板を貼るので、壁の通気がそのまま
屋根の通気に繋がります。
当然、棟には棟換気を取り付けます。
今、結露が大問題になってきています。
結露を防ぐには、断熱と気密、換気が必要。
この原理を知らないで設計すると、あとで取り返しのつかないことに。
この夏、大変な経験をさせていただきました。
今までではありえなかった、偶然が重なって
(偶然ではなかったのですが)
起こりえた、この猛暑、酷暑の夏に
結露、起こしてしまったのです。
今では何とか解決策が見つかり、対処完了していますが
来夏まで様子見です。
棟換気を取り付けずに屋根を伏せているお家を数多く見かけます。
どうか問題が起きませんように。
さて、この通気層の上に野路板を貼り付けて
破風下地板をうっつけると、大工さんの屋根仕舞いは完了です。
既存部分へ雨が漏らないように、念には念を入れて
シートを貼ります。
さぁ、次は外壁や内部工事です。