☆宝物☆

仮設でも風流に・・・?
2007年9月3日
未熟者
2007年11月7日

☆宝物☆

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 先日、本当に久しぶりに「かしいかえん」へ行きました。上の子達の時にはよく行ったのですが中学生に上がるとクラブや試験などで、なかなか行く機会がありません。でも、下の子にしてみれば、遊園地に行きたい!その日はちょうどクラブもお休みということで出かけたのですが、開園記念とかで入場料は無料☆おぉ!らっきぃ~♪ いつにも増して多くの人でにぎわっていたところで、事件はおきました。
 ちょうど同じくらいに入場した親子の3人連れ。パパが欧米系の方で息子君もきれいなブロンドヘアーでしたから、目立ってはいました。とは言え最初は気にもせずに小学校3年の息子と童心に返り、いろんな乗り物に乗っては騒ぎ、子どもたちだけで乗せては家内と二人で日陰に腰掛けたり、楽しい時間が過ぎて行きました。すると、少し激しい口調で聞きなれない言葉が聞こえてきます。振り返ると、先ほどの男の子が泣きながら私たちを追い抜いていき、両親がその子を追いかけます。追いついたパパはその子に向かってしかりつけています。その横でお母さんが日本語で通訳してくれるかのように諭します。
 「これだけたくさん人がいるのに、もしも迷子になったらどうするの?一人でおうちに帰れるの?誰かに連れて行かれたらどうするの?・・・」
 最後にパパさん、その子のほっぺをパチン!と叩き、すっと抱き上げ、ぎゅっとほお擦りしました。「My son My 
・・・」と。お母さんがこういいました。 「あなたは私たちの宝物なのよ」 その子はパパに抱きつき「ぎゅ」っと抱きしめられていました。
 ぐるっとひと回りして、空の雲行きが怪しくなってきたので、そろそろ帰ろうか?とトイレタイム。その時です。なにやら小さな男の子の泣き声が聞こえてきました。ゲームか何かをしたいと親に泣きながら訴えています。親はだめだ、と一点張り。すると、一段と大きな声で泣き喚きだしました。それでも親御さんはだめだと。 するとその子 「この、鬼嫁!
 一瞬、自分の顔が引きつるのを覚えました。日本の父よ、母よ、今一度子育てについて考え直す必要があるかもだぞ!?
 叱るという事は、本当に難しいですよね。どうしても、親の都合に反するとすぐに叱ってしまうのですが、本当はなぜいけないのか?なぜ悪いのか?を気づくように叱らなきゃいけないと聞いたことがあります。考えさせられた休日でした。