太陽光発電についての考察  「実際に使ってみて」編

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太陽光発電についての考察  「実際に使ってみて」編

太陽光発電システム!

 

 

 

 

 

私たちは20年余り前から携わってきました。

販売当初の価格は3.2kwくらいで約300万円ほどしていましたね。

 

我が家で採用したのが13年ほど前でした。

 

お得かどうか?

元が取れるかどうか?

 

各社営業さん、特に訪販系の営業さんは

「とってもお得です!」

 

と、ものすごい勢いで営業攻勢をかけてきます。

 

本当にお得か?

 

確かに、今から10年以上前で4kwを超えるパネルを載せると

年を通しての電気代は実質マイナスでしたね。

 

ところが、10年経つと買取単価は一気に引き下げられましたので

今じゃ我が家(約3Kw)の売電料は月平均で900円程度です。

 

あ、差し引きの金額ではなくて単に売ったお金です。

これ以外に買電料が冬場は2万円以上支払っています。

 

つまりが売電料に期待できるのは10年間だけなんですね。

 

 

そして、国の政策で住宅の省エネ度合いを引き上げていかねばならない、が

なかなか思うように伸びない・・・じゃ、どうするか?と言うことで出てきたのが

 

補助金制度

 

売電買電差し引き0円 ではなくて

創エネ、省エネ、すべてひっくるめて差し引き0と言う「ゼロエネ住宅」

通称ZEH住宅と言うものを全国的に推進してきました。

 

しかし伸びない

 

どうしよう

 

理由は?

 

 

やはりイニシャルコスト!つまりが初期建設費が

どうしても割高になってしまう。

 

そこで出てきたのが「建て特」的なシステム。

 

簡単に説明すると、屋根を貸してください、と。

 

「新築されるあなたのおうちの屋根の上に、私たち(ある企業)の

所有する太陽光発電システムを載せさせてください!」

 

というもの!

 

つまり、(太陽光発電システム代が)ただで太陽光パネルを載せた家を

建設できるというもの。

 

タダですよ、タダ!

 

すごいですね、いい響きですね!

 

ただ!

 

じゃ、売電料はどうなるの?

 

発電した電気は、自由に使ってね。

その代わり余った電気は売ってね。

売ったお金は私(企業)がもらうよ。

 

おー!なんかそれでもお得っぽい?

 

じゃ、10年経って、売電単価がタダ同然にまで引き下げられたら

どうなるの?

 

あ、その時は契約解除です。

でも、パネルはあなたにあげるので

後は自由に使ってね、持ち主責任と共に。

 

ほぉ!じゃ、10年経ったらドル箱かぃ!?

 

なんかお得っぽいですね!

 

やらない手はない!?

 

いやいやいや、10年ですか?

家電商品の平均寿命は10年。

パネルの平均寿命は20~30年、あるいはそれ以上。

 

お得なの?損なの?

 

システムの概要をご存じの方はもうお判りでしょうが

パネル、電線 直接繋げられません。

 

なぜなら電気には二種類あるのです。

 

理科の時間に習いましたね?

 

直流と交流

 

電池が直流で、コンセントは交流でしたね。

 

パネル電池は直流を発電します。

 

電線には交流が流れています。

 

つまり、直流から交流に変換する設備が必要です。

 

それが「パワーコンディショナー」と言うもの。

 

これ、家電製品の部類です。

 

20万円以上します。

家電、ですので10年~15年辺りで壊れます。

 

修理すればいい!

 

いやいや、太陽光パネルのパイオニアのあのメーカーさんでさえ

10年過ぎると形が変わってしまいます。

 

当然です。

10年もたてば進化するので、中身も進化しています。

 

じゃ、壊れたらどうするの?

 

修理できない= 交換ですね。

 

となると、パワコン代、交換代、処分代、必要経費・・・

 

いったいいくらになるのよ!

 

ん十万円 必要になってきますね。

 

じゃぁ、10年経って、システムもらって

月当たり売電料が数百円で

パワコン壊れたら、ん十万円かかるんじゃやってられないじゃん!

 

ですよね?ですよね?なればどうする?

 

そんときゃ捨てちまえ!

 

そうそう、壊れたものを屋根の上にのっけたままにする必要はないよね!

 

じゃ、システムの撤去処分代っていくらくらいするの?

 

撤去代、処分代、仮設工事代、そして必要に応じて

屋根の補修代、もしくは屋根吹き替え代が必要ですね。

 

ネットでググってみました。

下記参照されてください。

 

 

 

ネットより拝借

 

これで明確な表記がないのが、そう見ての通り  処分費

 

いったいいくらかかるんでしょうね?

 

パネルには、実は有毒物質が使われている可能性があるそうです。

 

 

 

 

 

 

これは見ての通り環境省が発信している資料です。

 

これらから考えると、とてもお安い処理費用ではないことが

お判りいただけると思います。

 

 

なーんだ、じゃ、お得じゃないじゃん!

 

 

はい、私たちは常にそう申し上げてきました。

「お得ですか?」 「元、取れますか?」

 

「いいえ、取れません。」

 

そういう価値観ではなく、環境保全や

創エネ、そしてそれを消費すること

そこに価値観を感じない以上はお勧めできません、と。

 

場合によっては搭載費くらいの撤去、処分費が必要かもしれませんものね。

 

 

しかし、営業マンさんたちはこぞっておっしゃいますよね。

「お得ですよ!」「国の政策で…」ETC・・・

 

商品メーカーの営業さんも、同じことを言われます。

 

中には賛同できない理由がない、とか

賛同できないのは時代錯誤だとか

いろんな法すれすれの表現さえ使ってきます

(はい、超大手企業の営業マンさんが、です)

 

で、一言

「解体、撤去までの費用シュミレーションもやってくれなきゃ

判断できないので、お願いします。」

 

すると皆さん急に無口になられます。

 

「そんなことしたら、いや、その・・・」

 

結局、社内での自分の職務を遂行することだけしか考えていなくて

本当に良いものかどうか、きちんとユーザーが判断できる状況を与えずに

目先のこと、一部のシュミレーションだけを提示して

「ぜひ!」

とおっしゃっておられるわけですね。

 

 

私は常にこの辺のことまでお話ししたうえで

お客様にご判断していただきます。

 

時代に逆行?

国の政策に背を向けてる?

 

どう言われようとかまいません。

 

だって、知らずにその時になって困るのは

大切なあなたなのですから。

 

すべて知った上で、ご判断いただく

 

それが私たちのスタイルです。

 

 

ではまた!